NICUにどのくらいの頻度で母乳を届けたらいいのかな?産後で体も辛い、でも足りなくならないか心配だなぁ。
NICUに入院していると必要になってくるのが、搾乳した母乳を届けること。
しかし、
- 産後で体力的につらい
- 病院から距離が離れている
- どのくらい母乳が必要かわからない
上記のような理由で搾乳を届ける頻度について悩みますよね。
私はNICUに3ヵ月通院していましたが、3日に1回の頻度で母乳を届けていました。
また、3ヶ月のNICU通院を通して
- 母乳を届けるときに知りたかったこと
- 搾乳生活をラクに過ごす方法
上記2つも紹介します。
この記事がお子さんのために頑張っているお母さんの搾乳生活に役立ったり、ラクになるきっかけになれたら嬉しいです。
- 持参する量によるが3日に1回で足りていた
- 病院の面会回数を聞いておく必要あり
- 母乳バッグは大きいと母乳が破棄される可能性があるため小さめがオススメ
- 電子レンジ消毒、電動搾乳器を使うと搾乳がラクになる
- 1人目 妊娠28W 切迫早産で緊急搬送 ➡ 絶対安静にて入院
- 妊娠29W 緊急帝王切開(タテ切り、その後ケロイド)にて900gの娘を出産
- 2人目 妊娠32w 高位破水にて入院 ➡ その後緊急帝王切開にて1800gの娘を出産
- NICU3ヵ月通い 搾乳期間5ヵ月
搾乳生活をラクに過ごすためには電動搾乳機がオススメ!
たったの3分!搾乳機の消毒は電子レンジ消毒一択!
NICUでの母乳の届ける頻度について
NICU母乳を届ける頻度は3日に1回で持参し、足りていました。頻度に関係する点は以下の4つです。
- 面会できる回数
- 病院に通える頻度
- 病院にストックできる個数
- 赤ちゃんが飲んでいる母乳量
この4つを考慮することで、母乳を常に病院でストックできるので確認することをオススメします。
赤ちゃんが大きくなるにつれて飲む量が増えるため、そのたびに持参する量や頻度が増えました!
NICUに母乳を届ける際に確認したいポイント3つ
NICUに聞いておくとよい通点がありました。確認しておくとムダが省けるため聞いておくことをオススメします。
- どのくらいの頻度で面会ができるか、母乳を持っていけばいいか
- 保管場所はたくさんあるか
- 搾乳バッグの大きさはどのくらいが適切か
どのくらいの頻度で面会ができるか、母乳を持って行けるか
病院の都合によりNICUの面会パターンは以下の3つがありました。
- 面会、母乳預けること共にOK
- 面会できないが母乳は預けられる
- 面会、母乳預けること共にNG
毎日持っていきたいけどNICUに入れないこともあるため病院に確認しましょう。
確認しておくと通院のムダが省けるため病院に聞いてみるといいです。
産後で体もつらい時期なので面会できる日に母乳を持っていくことをオススメします!
冷凍母乳の保管場所はたくさんあるか
NICUはたくさんの赤ちゃんが入院しています。そのため、1人あたりの保管場所が限られているためどのくらい入るか聞いておく必要があります。
あふれてしまうと病院から返却されることもあり、せっかく持ってきた母乳が解凍されてしまうため注意しましょう。
私が通院していた病院は大きな冷凍庫にカゴがあり、1人1つ割り振られている感じでした!
母乳バッグの大きさはどのくらいが適切か
大きい母乳バッグは保管時にかさばります。そのため、小さめのものを何個か持って来て欲しいと病院から言われたこともあったため母乳バッグのサイズも聞いておくといいです。
母乳バッグはやや割高であるため、損しないためにも母乳バッグの大きさを確認しておくとムダを省くことができます。
小さめの母乳バッグがオススメな理由はコチラでも記載してるので参考にしてみてください。
母乳を届ける方法
母乳を届ける方法は
- 直接母乳
- 冷凍母乳
この2パターンあります。
直接母乳は病院で搾乳したものを哺乳瓶で飲ませる、直接授乳で可能です。
病院で搾乳する場合、面会時間制限があるとせっかくの子どもとの時間が少なくなるため注意!
冷凍母乳については以下の手順でNICUに持参していました。
- 搾乳した母乳を母乳バッグに入れて冷凍して貯めておく
- 家を出る直前に保冷剤を入れたクーラーボックスを準備
- クーラーボックスに母乳を入れて持参
- NICUに冷凍母乳を預ける
母乳を届ける際にはさまざまな注意点があるため以下で紹介していきます。
冷凍母乳を届ける際の注意点
3ヵ月NICUに通っていましたが、その際に感じた冷凍母乳を持参する際の注意点を3つ紹介します。
- 1度解凍してしまうと再冷凍はできないため持っていく量に注意
- たくさん持っていくと重たいため量に注意
- 保冷剤は持っていく時間や季節に合わせるとよい
1度解凍してしまうと再冷凍はできないため持っていく量に注意
母乳は衛生上、1度溶かしたものをまた凍らすことはできません。
そのため、たくさん持っていったけど病院に断られて持って帰ってる間に溶けてしまうと破棄しなければなりません。
解凍した母乳を再度冷凍して利用することは衛生上の観点からできません。飲み残しがあった際は破棄しましょう。
母乳を冷凍保存・解凍するときのポイントや注意点のまとめ【助産師が解説】
母乳を持参する際は保管スペースにどのくらいバッグが入るか看護師さんに聞くなどして適切な量を持参することをオススメします。
たくさん持っていくと重たい
母乳をたくさん持っていくと母乳を入れてるバッグ自体がかなり重たくなってしまうため注意。重さは測ると以下の通りでした。
100ml ▶︎ 96g
産後は体もつらく、ぎっくり腰にもなりやすいため適切な量を持っていくことをオススメします。
体感としては4kg以上になると重たいと感じました。
重たい時の対処法としては、
- 保冷剤をジェル状にする
- クーラーボックスを軽い物にする
- 母乳の量を減らしこまめに持参する
この3点がオススメです。持参する時間を考慮しながら保冷剤やクーラーボックスを選定してみてはいかがでしょうか。
あまりにも保冷時間が短いと病院に到着するまでに溶ける可能性もあるため注意!
クーラーボックスや保冷バッグは将来、運動会やBBQなどで使用する機会があるためこれを機に購入しておくと便利。
母乳や飲み物は重たいため軽いクーラーボックスが運搬にはオススメです。
保冷バッグは家にあると重宝します!
近くのお店で購入しましたが、今後を考慮してもう少しかわいいバッグを買えばよかったと思ってます!!
保冷剤は持っていく時間や季節に合わせるとよい
上記で説明したように保冷剤はクーラーボックスの重さに関わってきます。オススメの保冷剤は、
- 短時間や寒い時期ではジェル状の保冷剤
- 夏場は保冷時間が長い固形の保冷剤
保冷剤が大きいとクーラーボックスを圧迫して母乳が入らなくなるためサイズにも注意が必要です。
保冷剤は今後の子育て場面でも使用することが多いので、この機会に購入しておくと長く使用することができます。
ジェルは子どもに使用できるものが今後も使えてオススメ!
保冷剤は今後BBQなどで使用できるものがオススメ!
NICUで母乳を届ける際の注意点
NICUで母乳を届ける際の注意点としては、母乳バッグの大きさを聞いておくこと。
なぜなら母乳を解凍した後、1日以内に飲み切れない場合は破棄されるからです。
冷凍した母乳を解凍したら、冷蔵庫に入れて24時間以内に使い切ってください。
母乳バッグQ&A カネソン株式会社
冷凍することで、ばい菌を食べてくれる細胞のおおくは死んでしまうので、あたたかい環境で時間が経過すれば、母乳のなかでばい菌が増えてくるかもしれないのです。また、室温(約25℃)であれば4時間以内に与えてください。
180mlを解凍したけど1日40mlしか飲まないと、残りの母乳は破棄することに。そのため、小さめのバッグを数多く持参することでムダを省くことができます。
病院によって保存方法、解凍後の方法はさまざまなので確認しておくといいですよ!
飲む量が少ないうちは50mlの少量パックがオススメ!
搾乳をラクにするポイント
NICUに入院する期間が長いと搾乳する期間も長くなります。搾乳は体力的にも精神的にもストレスがかかるものです。
赤ちゃんを小さく産んでしまったため搾乳ぐらいは頑張らないと
搾乳を罪滅ぼしのように頑張ってはいませんか?私はそんな気持ちで3ヵ月間続けて辛かったです。
搾乳する中でラクになった方法を以下に紹介するので参考になれば嬉しいです。
- 電動搾乳器を使う
- 電子レンジ消毒を使う
- 赤ちゃんの動画や写真を見ながら搾乳する
搾乳機は時間や手の負担を考慮し電動搾乳機をオススメします。搾乳機についてはコチラの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事:【電動搾乳機ってどう?】搾乳歴4ヶ月の私がレビュー
搾乳機の消毒は電子レンジを使用し3分で終了!
搾乳機の消毒は電子レンジ消毒がオススメ!なぜなら、他の消毒方法に比べ3分という短さで終わるからです。
消毒が短時間で終わることでゆったりできる時間も増えて心に余裕も生まれてました。搾乳が辛いと感じている方は消毒方法を変えてみてはいかがでしょうか?
実際に使用している電子レンジ消毒はコチラ!
まとめ
まとめに移ります!
- 量にもよるが3日に1回で足りていた
- 病院の面会回数や母乳の保管量を聞いておく必要あり
- 冷凍母乳を届ける際は保冷剤やバッグの選定によって重さが変わる
- 産後はぎっくり腰になりやすいため持参量には注意する
- 母乳バッグは大きいと破棄される可能性があるため小さめがオススメ
- 搾乳が辛い時は電子レンジ消毒、電動搾乳器を使うとラクになる
今回はNICUでの母乳を届ける頻度、届け方、届ける際のポイントについて解説しました。
ちょっとしたポイントで搾乳を届けること、搾乳をすることへの負担を少なくすることができます。
通院や搾乳は産後すぐから始まるため体力的にもつらいです。あまり無理のない範囲で通院することがベスト。赤ちゃんと笑顔で会うためにも自分への休息も忘れないようにしましょう。
負担を減らすこと、無理のない範囲で通院することはお母さんの笑顔に。そして、笑顔で通院することは赤ちゃんにとっても大切です。
今回の記事がお子さんのために頑張るお母さんたちの参考になれば嬉しいです。
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